いがぶら「伊賀ぶらり体験博覧会」冬編 プログラムNo.15 無量寿福寺と丸山城跡を歩いて感じる中世伊賀の風 参加者は上野市駅に集合し、各自切符を購入して伊賀鉄道に乗車! 私は一日フリー乗車券を持って乗車! 乗車記念にもなる素敵な乗車券です。 丸山駅から雪道をひたすら歩いて「無量寿福寺」に到着! 伊賀忍者回廊の御朱印をいただきに行って以来数年ぶりの訪問です。 雪が残る境内の庭 お座敷にて温かいお茶と茶菓子(いせやさんの草ころ)をいただき、冷えた体を温めて本堂へ移動します。本尊様の御前にて般若心経をみなで読経し、天正伊賀の乱で亡くなられた方の供養をいたしました。 伊賀上野城城代家老である福田さんによる「天正伊賀の乱」の説明がありました。 今回の案内人の先生だったそうです。 県立上野高校の元教諭です。教え子と先生の掛け合いがなかなか楽しかった。 無量寿福寺の第四十九代住職の瀬木さんからお寺の説明を受けました。 多気町のVISONプロジェクトの立ち上げをされ、ロート製薬(株)のCSOをされているのですが、とてもお人柄もよく話もお上手で聞き入ってしまう方でした。 御朱印をいただきに行った時もとてもよくしていただいた覚えがあります。 平安後期作といわれる阿弥陀如来様と脇侍には四天王のうち二天(持国天・多聞天) 本来、釈迦三尊像と四天王他多数の仏像がありましたが、 天正伊賀の乱の際に焼失されてしまいました。 また阿弥陀如来のことを無量寿如来ともいい、量を推し量ることができないほどの寿命を授けるという意味があるそうです。 無量寿福寺とは、それに加え福も付いているのでここにお詣りしているだけでとてもよいことが起きそうな気がします(笑) 仏像の写真撮影の許可をいただいたのでご紹介します。 薬師堂に鎮座される大黒天様も焼失を免れた仏像になります。 奈良博にいらっしゃる大国様ととてもよく似ておいでです。 台座にはネズミさんです(可愛い💖) お大師様とってもイケメンです。 このお寺を開基したのは、奈良時代の行基さんなのですけどね。 (この時代の伊賀は東大寺などの荘園が多かったので行基さんが開基したお寺さんが多いです。) 持国天さん、多聞天さんの彩色がまだわずかに残っています。 焼失を免れたということは、地中に埋め隠したのかな? 残してくださった先人に感謝です! 気づいたら堂内には一人…お